本質的な “課題解決型デザイナー” を目指して──自ら業務を広げる働き方

本質的な課題解決ができるデザイナーを目指して──自ら業務を広げる働き方
クリエイティブ

今回ご紹介するのは、SaaS事業部 クリエイティブチームの齋藤さん。

部署唯一のインハウスデザイナーとしてDTP・Webデザインはもちろんのこと、プログラムの実装やアクセス解析までこなす彼女の、現在の多岐にわたる業務内容、活躍の秘訣、今後のキャリアプランとは。

初めてのSaaS業界へ

サービスを育てていきたい

前職は、組織としてある程度成熟していたため、レギュレーションや業務フローがすでに確立されていたように思います。そこで得た経験や知識を活かして、自分でサービスを育てていけるような仕事がしたいと思い、転職を決めました。

SaaS事業部は、まだ立ち上げたばかりの社内ベンチャーのような部署なので、これから成長していきそうな点に魅力を感じたところも大きいですね。

業界の理解を深めようと必死だった

SaaS業界は初めてだったので、入社当初は楽しみ! というよりも不安の方が大きかったように思います。

入社して間もない頃は、共有ストレージに上がっている資料や開発部のドキュメントを読んだり、スマカンのUIをトレースしてみたり…。とにかく製品知識や企業文化を理解しようと必死でした。

今も勉強不足だなと感じることが正直あります。だけど毎週のように製品勉強会が開催されたり、社内のコミュニケーションツールで積極的に情報が発信されているので、少しずつ理解が深まってきているように思います。

「やりたい」と手を挙げれば、職種を飛び越える

「やりたい」と手を挙げれば、職種を飛び越える

部署唯一のデザイナーとして

現在の業務内容は本当に多岐にわたります。部署でデザイナーは今のところ私1人なので。Webデザインはもちろん、バナーやホワイトペーパー、営業用資料から展示会のブース、製品紹介の小冊子まで「デザイン」と名のつくものはすべてです。なかなかハードですよね。

スマカンに入社するまではパワーポイントもほぼ触ったことがなかったのですが…。「これも制作の一環だから」と引き受けて操作していたら、今では社内一のパワポ職人に(笑)。

そのほかにも、営業の方と協力しながらMAツールの運用、簡易的なプログラムの実装、アクセス解析…職種がわからなくなるくらいの業務範囲ですよ。やりたいと手を挙げれば、積極的に関わらせていただいています。

自走できる人が向いている

業務の改善や新しい施策などの提案は、自発的に試行錯誤し、タイミングを見計らって上長に提案することが多いです。それが採用されて正式に業務としてアサインしていただいたときは、やりがいを感じますね。

プライベートでは決して経験できない知見を蓄積することができるので、日頃から新しい情報を仕入れて、積極的に実践するようにしています。

スマカンは、いい意味でまだ整ってない部分が多いんです。だから仕事は自分次第。その分チャンスに恵まれた環境ですよ。逆に言うと、誰かの指示を待って受け身で働きたい人には、合わないかもしれません。私自身も、自分から新しい知識を貪欲に吸収しようとする人と一緒に働きたいですね。

クオリティと作業スピードの両立

私が所属するSaaS事業部は成長途中なので、とてもスピードが速く、頻繁に新機能のリリースやUIの改修が行われます。販促物などもその都度、修正や新たな制作が発生するので、膨大な業務と日々闘っています。

依頼されたものを何も考えず作っているだけでは、到底間に合いません。クオリティと作業スピードの両立は難しいですが、少しずつ工夫を加えるようにしていますね。コンポーネントやパーツを準備して、より早く一貫性のあるデザインになるよう心掛けています。

デザイナーとして、本質的な課題解決を

デザイナーとして、本質的な課題解決を

多少の不安があっても…

ゆくゆくは本質的な課題を解決できるデザイナーになりたいですね。ひと言で言うなら、フルスタックデザイナー。改善施策を検討・提案・実施して、データ分析までできる人です。

グラフィックデザインの技術はもちろん大事ですが、関連する分野も自主的に勉強しています。HCD(人間中心設計)やマーケティングに関する知識など、デザイナーとして多角的に成長するためにはいくら学んでも足りないですから。

まだまだ至らないと感じることも多いですが、多少の不安があっても挑戦していきたいですね。

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