“開発プロジェクトリーダー”に抜擢──自由度の高い環境で、周囲を成功へ導く

プロジェクトリーダーへの抜擢──自由度が高い環境で周囲を巻き込み成功に導く
エンジニア

今回ご紹介するのは、行政ソリューション本部 行政キット開発課 エンジニアの徳山さん。

入社1年目にプロジェクトリーダーに抜擢された彼が、失敗から得た気づきとは。スマカンとの偶然の出会い、今後の活躍イメージ、プライベートについてもお答えいただきました。

スマカンが何の会社か知らなかった

出会いはたまたま

転職理由は率直に言うと「ワーク・ライフ・バランス」です。前職では、インフラエンジニアとして主にサーバーの開発を行っていました。しかし、入社当初から毎日深夜2時、3時までの勤務が当たり前でして。

周囲にも体調を崩す方がたくさんいました。体力的にもきつくなってきた頃、新しく派遣で開発エンジニアとしてプロジェクトに参画したのがスマカンだったんです。

実は何をやっている会社なのか、最初はよくわかっていませんでした。業務を進める中で、だんだんと製品に愛着がわいてきて、「もっと多くの人にスマカンの製品を使ってほしい」と感じるようになったんです。

裏切られた「ITベンチャー」のイメージ

私の部署のメンバーは、みなさん本当に温かくて、ギスギスした人間関係は一切ないですね。20代から50代まで幅広い年代の個性的なメンバーが集まっています。

入社前は「ITベンチャー」というと、厳しい人が多いんじゃないかと少し怖かったんです。また、人事給与などHR分野も未経験だったので、戦力になれるか不安もありました。入社前に給与計算の書籍を読みあさったりして構えていましたが、いい意味で裏切られましたね。

私が早く馴染めるように、さまざまな配慮をしていただきました。同じ課のメンバーと面談の機会を設けていただいたり、研修中からコミュニケーションを取りやすい雰囲気をつくっていただいたのは、大変ありがたかったです。

製品についても、最初はチンプンカンプンでしたが(笑)。先輩が勉強会やOJTの中で丁寧に教えてくださったので、自然と身についてきました。

入社早々、大規模プロジェクトのリーダーに

入社早々、大規模プロジェクトのリーダーに

周囲と協力しながら、裁量権をもって働きたい

前職は裁量権が小さいことが少し不満でした。将来的には自分が主導してプロジェクトを成功に導いていきたいと考えていたところ、入社早々、かなり大きな額のプロジェクトリーダーという大役を任されたんです。

リーダーとなって、お客さまと開発システム側の間に立つことが多くなりましたね。検討会議の際、先方から提案があった変更要求に対して、双方の視点からよりよい変更内容を提案し、合意を得たときはほっとしました。

要望によっては改修規模が膨れ上がり、運用フローにも大きく変更が入るため、先方のためにならないこともあるんです。お客さまからも「大変助かりました」とお言葉をいただき、とても達成感を覚えました。

業務や製品に関する知識、リーダーシップなど、まだまだ未熟な部分があるので苦労は絶えませんが、周囲の協力のおかげで日々精進して頑張っています。

「スマカンらしさ」とは

前職までは大手に在籍していたため、ガチガチに固まった開発方針や設計書のフォーマットで、制約の多い開発を強いられていました。

その点スマカンでは、プロジェクトの進め方も自由度が高いです。明確なルールが決まっていないですね。マネージャーやリーダーの力量でいくらでも方針を決められますし、何でも言い合える関係性ができています。それが私にとっては働きやすく、自分のスキルアップにもつながっているので、スマカンは合っていると感じますね。

周囲のためにも…苦境を乗り越えた経験

プロジェクトリーダーになったばかりの頃は失敗もありました。参画したプロジェクトで、私が作成したスケジュールの質が悪く、次の週には遅延が発生する事態となってしまったんです。当時はとても反省しました。

エンジニアにとって、スケジュールの作成と進行管理は非常に大事なものです。二度と同じことが起きないよう、発生し得るタスクを過不足なく盛り込み、周囲に迷惑をかけないように努めています。努力した甲斐もあって、今ではスケジュールの作成を指導する立場にまわっていますよ。

「プロジェクトのために頑張ってくれているメンバーが、苦労しないよう業務を整えたい」「任命してくださった上司の期待に応えたい」という想いが、苦境を乗り越えるうえで今でも大きな支えとなっています。

常にアンテナを張って。探究をやめない

今後、携わりたい業務について

今後はシステムのパッケージ自体のカスタマイズにも関わりたいです。そのためには、緻密な分析が必要です。現在のパッケージがどのような仕組みで、ほかにどのような機能が必要で、受注者が必要としている機能は何か…。

今後も製品知識を吸収していくとともに、世間の人事給与システムの動向にもアンテナを張って情報収集をしていきます。

仕事も大事ですが、私はメリハリが大事だと思っています。最近子どもが産まれたので、どんなに忙しいときも必ず早く帰る日をつくり、家族との癒しの時間を過ごしています。その方が仕事のモチベーションも上がりますしね。

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