今回ご紹介するのは、人事総務部 人材採用室の古川さん。人材紹介の営業や事業の立ち上げなどの経験を経て、スマカンに入社されました。
ベンチャー企業での就業経験が豊富な彼でも驚いた、スマカンのスピード感とは。成長のための心掛け、人事としてのキャリアビジョンも合わせて、お答えいただきました。
人事として、さらなる高みへ
人材紹介の経験を活かして、企業の採用担当に
本格的に人事としてのキャリアをスタートさせたのは、前職からなんです。それまでは、人材紹介会社で営業をやったり、人材紹介サービスをゼロから立ち上げたりしていました。さて次は何をするかと考えたときに、今までの経験を活かして人事にチャレンジしたいと思いました。人材採用を通して、事業全体の成長を支えられたらと。それで前職のIT系企業で、はじめて人事採用担当になったんです。
業務はやりがいも大きく、今後もこの職種で活躍したいとの想いがますます強くなりましたね。しかし、コロナの影響で事業は縮小。採用活動もすべてストップになり、活躍の場を求めて思い切って転職活動を始めました。
スマカンは、コロナ禍でも自社開発の製品を強みに、安定した成長を続けています。そしてダイバーシティという理念のもと、年齢や性別、国籍、障がいを問わず、当時から積極的な採用活動を行っていました。ここでなら今までの経験を活かしつつ、人事として新たなチャレンジができると確信したんです。さらにSaaS事業部が立ち上げフェーズだったことも大きかったですね。今後の成長性と多彩な採用職種に魅力を感じ、入社を決めました。
入社後すぐに、結果を求められ…
入社当時は、IT業界での採用業務は一通り経験していたので、大きな不安はなかったですね。スマカンは要所要所のルールを守れば、自主性を尊重してくれる社風です。そのため、当初から裁量権を持って働くことができていました。
ただ入社初月から、採用人数の目標を設定するように言われたときは、驚きましたね。経験者とはいえ、1か月で結果を出すとなると…大変です（笑）。自社製品や募集職種などの理解を深めつつ、スカウトやカジュアル面談、面接の対応、他部署との連携…。自分は期待されているんだとポジティブに捉えましたが、それなりに労力を使いました。
あ、残念ながら初月の目標は達成できませんでした…が、あくまでも目安なので。多少波はありますが、次月からは達成できていますよ！
必ず500人採用する
コロナで断たれた想いとは
スマカンの人材採用室では、募集職種で担当を分けていません。私もエンジニア、営業、管理本部、クリエイティブ系など幅広い職種の採用を行っています。SaaS事業の立ち上げに伴い、今までに経験のない新ポジションの採用を任されたことも、いい経験でしたね。
採用チャネルの開拓も盛んなので、手が回らない！ と感じることもしばしば。ですが、前職では志半ばだった採用活動に、思う存分携わることができているので、満足しています。
プレスリリースでも掲げた「500人採用計画」達成に向けて日々、行動量を増やして業務にあたっていますよ。
お互いに、ミスマッチのない採用を
やはり一番やりがいを感じるのは、自分が採用に携わった方の入社日ですね。
スマカンの人材採用室では、「1人の応募者に1人の採用担当者」が基本です。私が応募の受付を担当した方は、入社案内まで私がすべて対応します。内定承諾までいろいろご相談を受けますし、イレギュラーなことも当然起こります。
ちょっとしたトラブルに臨機応変に対応しながらも、大切にしているのは応募者との対話。一緒に働く仲間になるかもしれないその方の、転職で叶えたいことが「本当にスマカンで実現できるのか」「後悔はないか」を念頭に、選考中しっかりとコミュニケーションをとるようにしています。
突然の方針転換こそ、成長のチャンス
スマカンも従業員数が500名を超えてきましたが、ベンチャー企業らしいスピード感は顕在ですね。進めていた計画が急に変更になる、なんてことも往々にして発生します。
私はこういうときこそ、成長の機会と捉えています。方針転換に対して、スピード感を持って対応すること。そして必要であれば、代替案を出すこと。大変に感じることもありますが、これも精進ですね。急な仕事にいつでも対応できるように、日々の情報収集や他部署との連携は欠かさないようにしています。
目指すは、人事のスペシャリスト
自走力がある方と、働きたい！
スマカンは、やる気次第で何でもやらせてもらえるので、チャンスが多い環境です。言い換えると、大きな目標は与えられますが、細かな指示はありません。目標に到達する方法は、自分たちで考える必要があります。
そのため、受け身な姿勢でいると、この会社は合わないかもしれません。採用担当としてはぜひ、プラス思考で自走力がある方と一緒に働きたいですね！
社員の希望が、徐々に実現している
これからの目標は、人事のスペシャリストになることです。採用だけでなく、労務や法務の知識も身につけていきたいですね。そして最終的には、「人事関係は古川さんがいれば大丈夫」と言われるような存在になれたらと、日々業務に邁進しています。
スマカンは産休育休の取得実績があり、有給も自由にとれます。ただし、福利厚生面は改善の余地があると思っています。そのため人事総務部の一員として、拡充を試みているところです。早速ですが最近、社員の要望が通って、オフィスにウォーターサーバーが設置されましたよ！
