巡り来るチャンスをものにして──孤独な広告プランナーが“IT営業”として活躍するまで

巡り来るチャンスをものにして──孤独な広告プランナーが、SES営業として活躍するまで
ビジネス

今回ご紹介するのは、営業推進部の川口さん。エンジニアと企業をつなぐ、コーディネーターをされています。

広告プランナーから営業への転身した彼女が、仕事で悩みに悩んだこととは。転職のきっかけ、入社当時の不安、お客さまとの信頼関係の築き方などについて、正直にお答えいただきました。

孤独なクリエイティブ業務からの転身

広告プランナーは楽しかったけど…

私は前職でWeb広告のプランナーとして働いていました。日々、仲間とコミュニケーションを取りながら、チームで楽しく仕事をしていましたが…。

やはりどこも人手不足ですよね。1人あたりの業務量が非常に多く、残業や休日出勤が当たり前でした。自分自身がよりよい仕事をするためにも、メリハリのある働き方がしたいと考えるようになったんです。

人とのコミュニケーションを大切にしたい

それに加えて、自分がやりたいことを見つめ直したときに、営業職の方が合っているのでは? と感じたんです。

クリエイティブな作業はときに孤独です。淡々と広告を制作していくのはやりがいもありますが、コミュニケーションが少なくなりがちです。その点、お客さまと頻繁にやり取りする機会のある、営業職に一度チャレンジしてみようかなと。新卒のときも、お客さまと接する機会の多い仕事だったので、少し恋しくなったのかもしれません。

業界への理解が、売上に直結する

業界への理解が、売上に直結する

テレワークで効率的な働き方

スキルアップしたいエンジニアと、必要な技術を持つ人材を探す企業の、橋渡しをするのが私の仕事です。具体的には、お客さまからプロジェクトに必要な人材の情報をヒアリングし、いただいた条件にマッチするエンジニアをご紹介するという流れです。

定期的にお客さまのもとを訪問し、状況を確認したり、新規開拓も行います。実際に配属になったエンジニアとも、頻繁にコミュニケーションを取るようにしていますね。現場の状況をヒアリングしておけば、何かあったときにすぐに対応できますから。

現在は、朝から晩まで打ち合わせが入るときもありますし、内勤で資料作成などに専念できるときもあり、働き方は日によってさまざまです。

ここ数年のコロナ禍により打ち合わせの多くは、Web会議システムを利用することになりました。テレワークのおかげで時間を効率よく使えています。移動時間など無駄な時間がなくなった分、打ち合わせや電話を増やせますし、スケジュールも調整しやすくなりますからね。自分の心と体と相談しながら働けています。

業界用語に苦戦。コミュニケーションを楽しめず…

入社当初は、前職で求められなかったビジネスマナーや知識について少し不安がありました。けれど研修を実施していただいたおかげで、法人営業で必要なスキルをしっかりと学ぶことができました。

その一方、業界の用語を覚えるのは苦労しました…。エンジニアの経歴書を読むのも、知識がないとチンプンカンプンです。理解するのにとても時間がかかりました。営業にとって、それって受注に直結するんですよね。当初はなかなかご契約に至らず、本当に悩みに悩みました。

商談の際も、知識がなければ何を求められているのかわからず、何度落ち込んだことか。お客さまとのコミュニケーションも、全然楽しめなくて…。

お客さまとの会話が弾むように

これはもう反復しかないと腹を括って仕事に邁進していたところ、次第に理解できるようになってきました。これはもう慣れですね。

お客さまのご要望をしっかり理解することができれば、やり取りも楽しくなってきて、会話も弾むようになりました。今はとても充実しています。

もちろん今でもよいことばかりではなく…お叱りをいただくこともありますが、困ったときは周囲のサポートがあります。直属の上司も温かく見守ってくれて、1人で抱え込まずに済むので、心強いですね。

「ありがとう」シンプルな言葉に達成感

コロナで直接会いにいけなくなった分、お客さまとはメールや電話で密に連絡をとって、信頼関係を築くようにしています。

丁寧にヒアリングをして、ご要望にしっかり応えられたときは、やりがいを感じますね。もともと「人とコミュニケーションをとりながら仕事をしたい」と思っていたので、それが叶ったかなと思います。

前職の広告プランナーのときは、機械的に業務を遂行しているという感じでした。私が作成した広告がどのような評価だったかなどについて分からないままで…。

だから商談が成立して、「ありがとう」「助かった」と直接声をかけられると嬉しいですね。シンプルな言葉ですが、達成感と温かみを感じます。

自分の成長を肌で感じる

自分の成長を肌で感じる

ダイバーシティを重視する会社?

ご縁があってスマカンに入社しましたが、最初はダイバーシティを重視している会社と聞いて、本当かな? と思いました(笑)。うまくコミュニケーションがとれるかな? という不安もありましたし…。

でもそれは、過剰な心配だったのかもしれません。私とは違う国籍の方とも協力し合って働けていると思います。みなさんとても日本語が流暢で、業務で困ることはとくにないですね。自分のことばかりでなく、相手のことや会社のことを思って行動できる人が多いと感じます。

チャンスが巡ってくる環境

まだまだ私は経験が浅く、成長途中だと感じるので、もっと業界やITの知識を身につけていきたいですね。課題を丁寧にヒアリングして、最適な解決策をご提案できるよう、日々の業務に真剣に取り組んでいます。お客さまとの会話も、もっと楽しんでいきたいですね。

スマカンは社員の自主性を重んじる会社です。進んで挑戦する人には、多くのチャンスが巡ってきます。

私も入社して数年、さまざまな成長の機会に恵まれてきました。まだまだ経験は浅いですが、日々、自分の成長を肌で感じています。

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